近況

  • 家の前にある川が凍結しているのを初めて見た。近くのパブの壁にぶらさがっている古ぼけた1930年代の写真には、川が凍って人々がスケートをしているところが写っているが、こんな風になってもおかしくない。今晩の気温はマイナス14度まで下がるとか。日本でいえば北海道の旭川並みである。風邪をひいた。
  • 派遣村の話をみていて、ベルリンの壁が壊れる直前の話を思い出した。当時東ドイツで学生だった友人がライプチヒの聖ニコライ教会"月曜デモ"に出ており、最近ビールを飲みながらきいたその体験談は実に感動的だった。それが”月曜デモ”だと知ったのは実はあとからで、この話どこかにないかな、と探したらネットにあった。かなり有名な話であることを知った。このところのガザ虐殺もあるので、その体験談のことを書こうと思っていたけど、時間がなさそう。apoさんが書いたこちらに詳しい話があるのを発見したのでとりあえずリンク。いや、ほんとうに凄い話だと思う。現場でそれをやっていた人間はほんとうに凄い。どうなるかわからなかったのだから。
  • 年末年始に酷使したためか、オーブンが壊れた。閃光と共にボン、という音がして動かなくなった(なにせ360Vだから音も派手である)。電気プレート4枚との一体型オーブンなので料理ができない。即、不便である。ショートだろうな、と思い、面倒なので電気屋に電話してきてもらったのだが、オーブンの裏をみて「これ捨てるしかないですね」とのコメント。たしかに黒焦げ、コードが焼けてぶら下がり無残である。なんとかしてよ、と私はしばらくごねたが、電気屋は捨てるしかない、を繰り返す。しょうもねえ電気屋だなあ、と思って電気屋が去ったのち、ネットでサービスマニュアルをダウンロード、部品を探して通販で買い(24時間で到着)自分で修理した。いまどきのネットの情報は本当にすごい。とくにドイツ語の修理サイトの充実振りには目を見張る。直ってしまったので余計電気屋に腹が立っている。あの電気屋のいうとおりに全部交換していたら10万円かかるが、部品は1000円だった。「直ったよ」って電話しようかしらん。