愛国遺伝子

信じられないぐらい愚かな発言をみかけたのでクリップする。国のために命をかける意志は遺伝子に組み込まれている、そうである。

『遺伝子というのは極めて利己的で、自分だけ生き残るために全部できている。ところが、自分の属するある団体を守ることが自分の生存に意味があるとなってくると、自己を犠牲にしてもその団体を守るという遺伝子が埋め込まれているらしい。それでは、その団体が何であるかという、その単位が問題なんですけれども、結局は人類数千年の歴史では国家しかないんです。それは一人一人に聞いて見れば分かることで、「おまえ、何のために死ねるか」と。「東京都のために死ねるか」と言っても、おそらく死ねる人はいないですよね。地球人類のために死ねるかというと、口先だけそういうことを言っている人はいるけれども、命を賭けてないですね。やっぱり単位は国であって、これは放っておけば自ずから出てくるものです。』
愛国心―国家的に物事を考えること 岡崎久彦
平成15年6月25日(水) 13:30〜 憲政記念館ホール 「今こそ教育基本法の改正を!」 緊急集会を開催

http://www.kyouikukaikaku.net/new150625.htm
pr3さんのコメント欄(id:pr3:20080318:1205844056#c1205887292)経由。

[追記]
NATROMさんが上記岡崎発言に関してすでに詳しく言及しています。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20060620#p1
rnaさん、ありがとうございます。