焦燥する人々

いま”自由史観派”は一体どんな心理状況なのか。東京未来大学教授で精神科医の冬月武彦氏はこう言う。
「“慰安婦問題は自分のせいじゃない”“運が悪かった”という気持ちが強く、いわれのない批判を浴びているという被害者意識が強いのでしょう。秦論文をはじめいくつも実績は上げているのに、自分の考えが世界にうまく伝わらない。そのイライラ、もどかしさが見て取れます」
 精神科医の吉本眞氏も同意見で、「例えて言えば、裏カジノの雇われ店長のように、警察に摘発される時だけ矢面に立たされるという理不尽な思いが強いのかもしれません」と”自由史観派”の追い詰められた心理を分析する。
 テレビのドキュメンタリーや研究者による多くの報告にもかかわらず、子供っぽく短絡的に反論するのは、「精神的なゆとりのなさの表れ。きつい口調で問い詰められた時に、とっさのアドリブがきかず感情的に反論してしまうのは人間的な経験の差が大きい。物事をトコトンまで突き詰めて成し遂げた経験が希薄なのかもしれません。それが“小林よしのり”育ちという見方につながり、頼りない印象を与えています」。
 心理学者の本田丈織氏は”自由史観派”の一連のメディアキャンペーンは完全に墓穴を掘ったと見ていて、「器の限界が見えました。内弁慶な子供が精いっぱい強がっているようなもの。幼児性の開き直りです」とバッサリだ。


テンプレはこちら。
最近の安倍首相の精神状態を専門家はどう診ているのか
http://news.livedoor.com/article/detail/3234076/

いま首相は一体どんな心理状況なのか。東京未来大学教授で精神科医春日武彦氏はこう言う。

「“年金問題は自分のせいじゃない”“運が悪かった”という気持ちが強く、いわれのない批判を浴びているという被害者意識が強いのでしょう。重要法案をいくつも通したり実績は上げているのに、自分の考えが有権者にうまく伝わらない。そのイライラ、もどかしさが見て取れます」
 精神科医吉田眞氏も同意見で、「例えて言えば、裏カジノの雇われ店長のように、警察に摘発される時だけ矢面に立たされるという理不尽な思いが強いのかもしれません」と安倍ちゃんの追い詰められた心理を分析する。
 テレビの生放送や公開討論にもかかわらず、子供っぽく短絡的に反論するのは、「精神的なゆとりのなさの表れ。きつい口調で問い詰められた時に、とっさのアドリブがきかず感情的に反論してしまうのは人間的な経験の差が大きい。物事をトコトンまで突き詰めて成し遂げた経験が希薄なのかもしれません。それが“お坊ちゃん”育ちという見方につながり、頼りない印象を与えています」(吉田眞氏)。
 心理学者の鈴木丈織氏は安倍の一連のメディアキャンペーンは完全に墓穴を掘ったと見ていて、「器の限界が見えました。内弁慶な子供が精いっぱい強がっているようなもの。幼児性の開き直りです」とバッサリだ。

どうもこの被害者意識ってのが問題なんだよな。

ラスト・サムライの虚妄

フジモリを日本の国会議員に担ぎ出すそうだけど、スローガンが「ラスト・サムライ」だとか。どーなってんの?あいつ極悪人だぜ、とコスタリカ人に聴かれた。そのことを私はしらなかったので、まじですか、と応答したのだが、南米方面では結構な話題らしい。ウヨクとポピュリズムがごたまぜになって、スローガンとイメージだけなんだ、と私は説明した。似たような状況のイタリア人も、うちもそうだ、と横からコメントする。でもさ、とコスタリカ人がさらに私に質問する。なんでフジモリなわけ?というので、ペルーの日本大使館を占拠したゲリラに対する陣頭指揮が好イメージで残ってそのままなんだ、と私は説明した。コスタリカ人はとても不満そうだった。これでフジモリが当選したりしたら、中南米における日本のイメージはがた落ちである、ということを日本にいる人々は知っておくべきだろう。

サムライ=「フジモリ」待望論の陥穽 
http://www.jca.apc.org/gendai/20-21/index.html