春の嵐の中、鍋よりも、つまみで出したムール貝の酒蒸しアリオリオの方が人気高かった。その後、「風の谷のナウシカ」をドイツ人の仲間に見せた。おもしろがっていたが、日本的なアニミズムが強すぎて少々違和感をもったらしい。片方は先日振られた男なので、ナウシカで癒されてくれー、という狙いだったのだが、思い通りにはならんなあ。私も久しぶりにみたことになるのだが、かなりエッチだなあと宮崎駿のエロスを感じた。手塚治虫のエッチさによく似ている。

 大量破壊兵器再発見のシナリオ

次の記事はなかなか衝撃的。

米国がイラクで大量破壊兵器を荷下ろし (テヘランタイムズ、3月13日付)

カルバラの爆破事件やイラク暫定憲法に世の中の目が奪われている最中に、英国のサポートの下、秘密裏に大量破壊兵器イラクに持ち込まれた、とのこと。情報ソースはイラク暫定政府の関係者、とのこと。

持ち込まれた大量破壊兵器は、米国が1980から1988年まで、イラク大量破壊兵器開発を米国が支援していたときと同じ型であるということ、この大量破壊兵器が東欧など由来のものであること、なども上記記事には触れられている。

もしテヘランタイムズの情報が本当ならば、米国による大量破壊兵器の「埋め込み」(implanting)作戦が疑われる内容である。数ヵ月後に「ついにWMD発見!」と秋の大統領選直前にあいなるわけだ。

私はこの記事をイラ・チェルヌス(コロラド大学の宗教学者なのだとか)のエッセイ経由で見つけた。チェルヌスさんは、この記事のことを西側メディアはまったく無視しており、この記事の内容が本当なのかどうか検討していない、と批判している。ハナから「ウソだろ」と相手にしていないか、あるいはその検証にはあまりに労力が必要なのでだんまりを決め込んでいるのではないか、と推測している。

確証のあまりない元記事ではあるが、もし数ヵ月後にWMD発見!とあいなったならば、この記事を思い出したらよいかもしれない。少なくともブリックスは「イラク大量破壊兵器はなかった」と言明しているのだから、出所をまずは疑うべきである。

 イラクは私の敵である (ジョージ・W・ブッシュ2001年9月12日)

リチャード・クラークがCBSのインタビューで911直後のホワイトハウスを証言。

米大統領、9・11直後からイラク攻撃指示 前顧問証言

911直後に、「ブッシュ大統領は、クラーク氏ら2、3人を別の部屋に連れて行き、ドアを閉めて「イラクがやったかどうか知りたいんだ」と話した。クラーク氏は大統領がイラクがやったという報告をほしがり、自分たちに圧力をかけていると受けとめた。「イラクは(対米テロとは)関係ない」と説明すると、大統領は「イラク! サダム! 関連を見つけだせ」と強い調子で指示したという。」インタビュー動画はココでみることができる。

クラークの証言に関してはホアン先生のコメントも参照に。
Clarke: Bush Pressured him to Find Iraq link to 9/11
Clarke: I thought Rumsfeld was joking about Bombing Iraq!