addentum

理性の排除機構

少々科学によりすぎていて文脈が見えなかったかもしれないので追記。分類学と”理性”は実に近しいという点は繰り返し批判されているが、上の記事で紹介されている本では、そのことを踏まえながら理性の擁護を説いているそうである。でも”理性”って悪用されや…

コメントロジー

ちなみにもしワタクシが政治家でスターリニストだったら上記のニコニコメソッドをさっそく採用するだろうなあ。小泉が発明したみたいなタウンミーティングを設定して、大画面にうつしだし、リアルタイムで匿名とされる人々のコメントを流す。で、都合の悪い…

 トリアージ、進化論

2001年以来、国家をテロとの戦争状態に見立てることが流行しているのだけれど、そうした見立てのもとでは、「トリアージ」は実によくフィットする判断基準だと思う(hokusyuさんの記事)。 今現在、四川省で、あるいはかつて福知山線の事故で救急救命にあた…

椋平廣吉という人

椋平廣吉がいった「虹のきれはし」とはこのことか、と動画で見ることができて少々感動しているのでもうすこし追記。新田次郎が『虹の人』を書いたのは、伯父である藤原咲平氏が椋平虹に関心を持っていたことと関係があるらしい。藤原咲平は1924年に寺田寅彦…

 岩波書店における金光翔さんの処遇

上の記事を書いてからいろいろ関連する記事を眺めていて、訂正する必要があるので、追記する。金光翔さんの異動は『週刊新潮』2007年12月6日号の「「佐藤優」批判論文の筆者は「岩波書店」社員だった」という記事(リンク)にあるようなインパクションの記事に…