2003-01-01から1年間の記事一覧
id:flapjackさんのところで紹介されている、「わかりやすい英語運動」の「口に足*1」賞を受賞したラムズフェルドの当該発言(id:flapjack:20031204#p1)、実にオモロイ。id:flapjackさんはガーディアンの社説経由ですが、CNNでも紹介されたらしく、id:lovenf…
The Future of Iraq 一昨日アップされた、「世界システム論」のウォーラーステインのイラクに関する時評。2001年9月11日以来この人の発言は妙に陳腐になって普通のジャーナリストのようになってしまっているが、今回もそうだった。歴史の俯瞰はうまいけれど…
カビを培養するカタツムリがいるのだそうだ。北米東部の海沿いの湿地にいるカタツムリLittoraria irrorataは、草を食べてもそのまま糞にして出してしまう。糞は、自分が食べて穴を空けた草の切断面にうまく塗布するらしい。除菌作用が低下した切断面で、糞の…
私が毎日乗っている車は、元自衛隊員の知り合いに頂いた10年物のゴルフである。ドイツ人が免許を取って最初に乗る車、といわれるほどポピュラーな大衆車だ。乗り始めていろいろな点で日本の車と違うことに気がついた。大きな点は、すぐに調子が悪くなったり…
id:hotsumaさん経由で、イラク日本人外交官殺害事件についてのいろいろな意見を読んでみた。米軍がイラクを撤退するかどうかということと、日本が派兵すべきかどうかということを混同している意見などがあった。今米が撤退することはスンニ派とシーア派の民…
日本の外交官二名がイラクで殺害されたこと。哀悼する。予測され、なおかつ予告までされていた事件であった。いわば見殺しだ。詳細は省くが、これは明確に計画され、実行された犯行である。誰が三菱のランクルに乗っていたか、ということまできっちり調査し…
日曜未明にケープタウンで開催されたエイズ撲滅キャンペーンコンサートのライブ映像を眺めていた。「イラクの騒ぎのせいで、エイズのことが忘れられている。一日に7000人死んでいるのだ。大量破壊兵器なんかよりも大問題だ」と2月に実にもっともな意見を言っ…
70年安保のころに大学生だった人たち、というイメージが私にはあるが「団塊の世代」とは何か、とあらためて考えるとどうもあやふやなので、定義をちょっと調べてはてなのキーワードに情報を付け加えた。もともと堺屋太一が定義したそうである。ついでに堺屋…
米・英軍の人的損害率が”公式に戦争中”の3月ー4月のレベルと同等になってしまった。 [Link] 未だに続く米政権の「復興」、「一部テロリストの攻撃」という題目が虚しい。アルアラビアテレビ、イラクでの放映禁止。アルジャジーラに並ぶアラブ系衛星放送局。…
1700年日本の津波の記録が北米の地震によるものであったことを証明。ネイチャー。 カルフォルニアで起きたマグニチュード9の地震が日本で5メートルの津波を起こした、とのこと。チリ地震の津波を思えばありえそうな話である。しかし筑波の研究者サタケさん…
昨晩院生時代からの研究室仲間二人と飲みながらバカ話をしていて、細胞外基質と細胞運動の話になった。珪藻類の運動はとても面白いメカニズムのものがあって、細胞にあいている穴から細胞外基質を噴出してジェットエンジンの原理で移動する。ジェットエンジ…
11月24日付の「SO WHAT?」日記で[Link] 日本は世界の中でも最もテロの標的にしやすい国だとも言っていると聞く。でも僕にはこの声明は日本人ではない輩が日本の特殊性を知らないまま言っているようにしか聞こえない。 とのことで、外国人は日本国内ではとて…
リリカさんのところを読んでいて思ったのだが、確かにまわりに学生運動に関係していたような人間が皆無だったら、60年安保だの全共闘だのなんて、なにが起きたのかよくわからないんだろうなあ、と思った。ましてや全共闘の当事者はとても口が重い。全共闘の…
先日id:Ririkaさんのコメント欄で話がずれてid:windvalleyさんとクンデラの話になりかけていた。クンデラは永劫回帰を信じているのか、というようなid:windvalleyさんの発題だったんだけど、そのことでつらつらあっちこっちウェブサイトを辿ってみたので、そ…
同僚にフランスの農業高校を卒業した人間がいる。男ばかりの全寮制の高校だったという彼の高校時代の話を聞くと、ケストナーの「飛ぶ教室」を髣髴させるなんとも懐かしいような話ばかりだ。夜は毎晩のような修学旅行状態、例えば寝ている仲間のベットのマッ…
フランクフルト、ウィリアム・フォーサイスの秋公演。全4幕、新作のRicescarは3幕目。このタイトルは中世の鍵盤楽器で頻繁に使われるフーガのような音楽技法のことを意味する言葉である。即ち「反復技法」。男女二組のオーソドックスなバレエの振り付けがや…
イスタンブール英総領事自爆攻撃で、第二フェーズに移行。歴史は繰り返すとはいうが、戦争の季節の始まりは本で読んだことのデジャブ。そしてこの先には本で学んだことが現実化する、と思うと私はなにをすべきか今から悩んでしまう。
クロスコリレーションのキーワードでサーチがあったんで、私が使っているクロスコリレーションの式を書いておきます。 画像解析でよく使う二次元のクロスコリレーションです。I(x,y)は画像、k(x,y) はテンプレートのカーネル、はカーネルの平均値。Feature D…
昨日のゆで卵器のことでShinさんが自作ゆで卵器をリンク。炊飯器の蒸気を利用するアイデアなんだけど、私は同じ手段で竹の小さな蒸し器を乗せてシュウマイを蒸したりする。で、なんか得した気分になったりする。 id:Flapjackさんのところのブッシュ来英直前…
つまり東氏や北田氏のように「切断」ではなく「連続性」を強調したかった。 11月15日付偽日記 批評家は切断し、芸術家は連続させる、と読みかえしまった。このステートメントは別に逆でもいいのだが、世代間の断絶を分析することには意味がない、という点に…
自衛隊派遣が少なくとも来年まで延期になった。この経緯をみていると、昔ながらのドロナワ方式。 不明瞭なことばでどっちつかずだけど深く検討をかさねる必要がある、といってみる日本政府(本心は自衛隊派遣して死者が何名か出ると小泉政権が飛ぶので派遣は…
先週、イラクのナシリアでの自爆攻撃で死んだ18人のイタリア兵士達のニュースを読んでいて、彼らがイタリア軍の兵隊ではなく、警察官であることを知った。この悲劇的なニュースが流れると共に、イタリアでは警官の死を悼む電話が警察に殺到し、イタリア全土…
関心を呼んでいるみたいなんで、補足。 15日付で触れた「暗黙知」の対談、出展は手元に本がないので確認できないが、次の本の一部だったように思う。ISBN:4492800727 科学技術で日本を創る 尾身 幸次 (著)最近ゆで卵器なる機械を購入した。たまごをグリッド…
先日トヨタの会長奥田某と、元科技庁長官尾身某の対談を読んでいて私は苛立った。彼らの話題の中心は技術者や職人の「暗黙知」だった。マニュアルには書かれることのない微妙なコツ、それが日本の工業のクオリティを高めており、この点で日本は経済的に救わ…
昨日世界各地でで大々的に報道された「日本、自衛隊派遣取りやめ」ニュースの顛末。要は典型的に言語不明瞭な日本政治家の言葉が「取りやめ」と解釈されたということらしい。毎日新聞が、今回の件について簡単な解説をしている。[Link] 日本国内向けには相変…
12日 イタリア野党、上下員でイタリア軍のイラク撤退を要求。イタリア人の死者は昨日から一人増え、18人。一回の犠牲者としては、第二次世界大戦後のイタリアの平和維持活動で最悪。 米、暫定指導部の選出、暫定憲法の制定など、主権移譲を早めることを検討…
id:tokyocat:20031112 経由。 土屋貴志氏「規範的判断における情報」倫理学を専攻しているという人間には一人だけあったことがある。まだ学生の時だったが、肉体系のバイトで一緒になった。東大、というので専攻は、となにげなく聞いたら「倫理学だ」という…
id:shibaayu:20031105#p2知人の建築家の家にはこの椅子が並んでいる。見た目はバウハウス的な無骨さなのだが実に座りごこちがよい。その家を訪ねるときには「あの椅子に座れるな」と同時に思いだすほどだ。アルミには脆弱なイメージがある。アルミホイルや、…
イラク情勢 2003年11月11日−12日11日ブッシュ米大統領がアーリントン墓地で演説。語録。「我々が従事している仕事は容易ではないが、極めて重要だ」 「数十年にもわたって独裁者がイラクの社会と尊厳を踏みにじった後で、(米独立宣言を起草した大統領の)ジ…
言語が先か論理が先か、という話を考えることもなく時々思い出していて、かつて自分が脳の構造と哲学の論理構造の関係性を見出そうとしていたことも思い出した。その後実際の細胞のあまりにも動的でケイオティックでノイズにまみれた世界に直面してすっかり…